昔ながらの製法に拘り続けます。
樫木のチップで丹念にスモーク! ん~、いい香り。
ハム造りとの出会い、そして……
事の発端
鹿野ファームは昭和58年より養豚事業に携わり、安全で美味しい豚肉をお客様にお届けするよう努力してきました。
当時、社長は養豚先進国であるヨーロッパ各国の養豚技術や設備などをつぶさに見て回り、その先端技術の習得に余念がありませんでした。
そのとき旅先で食べたハム・ソーセージの美味しかった事に感動!!
このハムを自分で作ってみよう、自分が育てた豚肉をこんな食べ方もあるのです、とお客様に提案してみよう!!と思い立ったのでした。
それはガレージから始まった。
私たちが初めてハムづくりに挑戦したのは農場の隅にあるガレージです。
たいした技術も知識もなく、ただただ美味しいハムを作ってみようという素朴な衝動に駆られた向こう見ずな挑戦だったかもしれません。
スモークハウスも見よう見まねで自分たちで造った粗末な物しかありませんでした。
良い豚を育てる知識、技術にはちょっと自信がある社長も、慣れない仕事にとまどいながらもぎこちなく肉をさばいたものです。
ボイル漕もありません、従業員宅の納屋で埃をかぶっていた大きな鉄鍋を借りてきてハムをボイルしてみました。
70度の湯で1時間30分ボイル、中心温度65度に・・・!!
心配で鍋のそばを離れられません。
やっとの思いで出来たハムは外見こそ良くありませんでしたが、予想を遙かに超えて美味しいできばえでした。これが本物の手作りハムか・・・言いしれぬ喜びがこみ上げてきたのを今でも思い出します。
初めてのお客様
その後、研修を重ね、営業許可を取得し、地元鹿野町の農業際で初めてハムを販売してみました。
商品に張るラベルも手作りで、両面テープで貼り付けたみすぼらしい物です。
しかし、お客様の評判は上々で、あっという間にその日の予定分を売り切ってしまいました。
うれしかったですね~慣れない仕事に疲れきり、店を閉めて帰ろうとした時、「さっき買って帰ったハムとても美味しかった、東京に住んでいる娘にも食べさせてやりたい」と声を弾ませ引き返してくれたお客様の顔、忘れられません、疲れも吹っ飛びました。
お客様と対面して物を売る、今まで経験したことのない喜びでした。
商品を継続して売ることの難しさ厳しさは、後にきっちり体験させて頂くこととなります。
・・・その後、口コミで評判が広がり、お客様も増え、山口県内を中心に多くの方にご愛顧頂くようになりました。
私たちは多くのお客様の声に支えられ、育てていただいたと思っています。この当時の新鮮な気持ちをいつまでも持ち続け、今後もハムづくりに励んでゆきたいと思います。皆様の暖かい応援に感謝しつつ・・・
















