「地域にあり」「地域に融和し」「地域を支える」
私達の取組が評価され、第50回全国農業コンクールにおいて優秀賞を受賞しました。
環境のために出来ること
食物の循環【循環型農業】
私達は農場から排出される豚のふん尿を堆肥化し、これを利用して牧草を育てています。
この牧草を収穫し、飼料として黒毛和牛を飼育しているのです。また、農協と連携し鹿野ファームが堆肥の発酵処理を、農協が運搬を分担するという広域堆肥販売システムを確立し、近隣農家の土作りに一役買っています。
新しい取組としては、契約農家から出る稲ワラを回収し、これと交換に堆肥を無償で散布するという「稲ワラ交換事業」を行っています。
集めた稲ワラは鹿野ファームで和牛の餌となりますし、堆肥を散布した田んぼは土壌改善が出来る、まさに一石二鳥という訳です。今後こういった耕畜連携の取組を一層広め、堆肥を農産物や食料に還元する事で、循環型農業の確立を目指して行こうと考えています。
バイオガス発電プラントでCo2削減
鹿野ファームでは平成11年より、産学官連携事業としてバイオガス実験プラントの開発に協力してきました。
このプラントは株式会社コプロスより製品化され、その商用第一号機が鹿野ファームで稼働しています。
排泄物を発酵させることにより、バイオガスを取り出し、これを利用して発電を行っています。このプラントにより農場で消費される電力の約30%を賄い、Co2排出量を年間142tも削減する事が可能となりました。今後は、近隣の食物残渣などもこのプラントで受入、再資源化出来ればと考えています。
私達に出来ることは僅かな事かもしれませんが、環境に対し今できることを確実に行うことが重要と考えています。
バイオガスプラントの特徴
1.温度管理が容易
年間を通じ、温度が一定である地下に設置しているため外気温の影響を受けず、温度管理が容易である。
2.地上部の有効利用ができる
メタン発酵槽等の処理槽の容積の大部分を地下に設置するため、地上部の構造物が少なく、地上部の有効活用ができる。
3.省エネルギー
メタン発酵槽を地下に設置するので、スラリーを導入する際にポンプの水などが必要ないため省エネルギーである。
4.環境性
- バイオガス発生量:156,585Nm3/年→原油換算で61,000L/年に相当
- CO2 142t/年の削減
















